どうすれば上手に教えられる?
教え方が下手、教えることが苦手、教えているつもりなのに伝わらない・・・。
人に伝える事って難しいですよね。
実は・・・
教え方にはコツがあります。そしてそのコツには、「型」があります。
この型に沿って、相手に伝えると
今までのことが嘘みたいに、スムーズに物事が伝わるようになります。
ぜひ、実践してみてくださいね。


山本五十郎先生の、教育における4段階法の名言
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
この名言はリーダーが部下を育成するうえで非常に参考になる考え方です。
私は会社員で、40名ほどの部下のリーダーとして働き、人材育成を担当してきました。
更に、スイミングを教える仕事を10年以上・・・
自分は、人材育成には向いていない。苦手だ、と思っていましたが
いつの間にか、人に物事を教える事が仕事の中心になっていました。
そんな私が、人に何かを教える際に必ず守っていたのが、先ほどの山本五十郎先生の名言です。
この言葉には、多くの意味が含まれていますが、私なりの解釈と方法を説明していきます。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。」
教育に必要な5原則です。
これは、順番がとても大事。
この順番通りに教育をするととてもスムーズに伝わります。
①やってみせて→→→全貌を見せる段階
今から教えてもらうことが何なのか、どこまでできたら合格ラインなのか、
を事前に知ることで、相手は聞いた内容を自分の頭の中で整理することができます。
②言ってきかせて→→→やり方を教える段階
大切なのは、伝える順番とメモの取り方です。
「やり方」と「方法」、「その際に気を付ける事」は必ず別々で伝える。
例えば・・・
〇な例
このタオルは、二つ折りにたたんで棚へ片づけてください。
タオルを二つ折りにする際は、端と端がぴったり合うようにたたんでください。
タオルをたたむ時は、お客様にお尻を向けない様な立ち位置をとってください。
×な例
このタオルを、お客様にお尻を向けない立ち位置で、
端と端がぴったり合う様に、二つに折りたたんでください。

いかがですか?
自分がこれを言われたら…
×の方は、たくさん言われている様な気がして覚えにくいですよね。
この例は、タオルをたたむという単純な作業なので、言われたことを全部覚えていられますが
複雑な作業になると1番初めに言われたことは、頭から抜けていきますね。
子供に教えるなら尚更です。
メモも、方法と気を付けることを別々に書くと
後から見直した時、わかりやすいです。

③させてみる→→→確認の段階
手を差し伸べずに、失敗してもいいからやらせてみる。
やらせてみて、相手の理解度を確認する。
④褒める→→→フィードバック
ここはよかった。
ここはもう少しこうしてみよう。
このように、出来ていたところと直す必要のあるところは、
セットで伝えると相手のモチベーションが保たれます。
③で理解度を確認して、自分の教え方を見直し
②③④を根気よく、できるまで繰り返します。
教える側に大事なのは、②です。
教えたいことを順序立てて説明することが必要。
なので、本気で教育するなら事前準備は必須です。
ここをサボると、相手の成長速度が落ちます。
結果、サボった事前準備の時間より、時間がかかります。
相手の成長が見えなかったら、伝え方を変えてみましょう。
人材育成は難しいですが、その分やりがいがあります。
部下ができないのは、上司の責任。
やれる・やれないを評価せずに、
やろうとしているか・やろうとしていないかで評価してあげてくださいね。

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